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​副作用のない抗ガン剤、高濃度 ビタミンC点滴。

がん治療目的

高濃度ビタミンC点滴療法

High Concentration VitaminC

自由診療のさっぽろ桑園内科・胃カメラ大腸内視鏡クリニック

そもそもビタミンCとは?

ビタミンC(別名アスコルビン酸)は、無色透明の水溶性ビタミンです。人は、他の動物とは異なりアスコルビン酸を生産する能力がないため、食事からビタミンCを得なければなりません。

ビタミンCは尿として排泄され蓄えがきかないため、維持するためには柑橘類や野菜など、ビタミンCが含まれる食べ物、サプリメントからを毎日摂取する必要があります。

かつてビタミンCを含む菓子の表示ガイドラインがあり、消費者がイメージしやすいようにレモン1個分のビタミンCを20mgと決めたため、今でも「レモン何個分のビタミンC」という表現が多くの製品で使われています。

ビタミンCの効果は?

  • しみやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑制する(美白効果)

  • 皮膚や骨、関節、腱、および靱帯に必要なコラーゲンの生成を促す(美肌効果、骨粗鬆症予防)

  • 鉄の吸収を向上させる(貧血予防)

  • 活性酸素の消去(抗炎症作用)

  • 風邪やインフルエンザと戦う免疫力を高め、治りを早くする

  • 歯肉と歯の健康を改善する

  • 血管や心臓を丈夫にする

副作用のない抗ガン剤、

ガン予防の点滴療法として知られています。

高濃度ビタミンC点滴療法は、ガンの初期、再発予防から、標準治療(手術・放射線・化学療法)が無効な方、または抗ガン剤の副作用に苦しんでいる方、体力が落ちている方に副作用のない、がんの先進医療として注目されています。

当クリニックでは、防腐剤の入っていない安全で品質の高い、高濃度なビタミンC注射液を使用しています。 点滴は週に2~3回をおすすめしております。 全身状態や投与中の抗ガン剤によっては、高濃度ビタミンCが投与できない場合もありますので、一度当クリニックにお問い合わせください。

なお、高濃度ビタミンC点滴療法は代替医療のひとつであり、既に効果が認められている標準治療よりも優先するものではありません。すでに標準治療中の方は主治医の先生ともご相談ください。現時点で国内では自由診療となりますので、保険診療ではなく自費となります。

位置づけ
がん治療における高濃度ビタミンC点滴療法の位置づけは代替医療のひとつ

ガンの治療には手術、抗ガン剤、放射線療法など既に治療効果が証明されている標準的ガン治療法が多くあります。進行ガンにおいては、標準的ガン治療でも十分な効果があると言えないかもしれませんが、「高濃度ビタミンC点滴療法」は代替医療のひとつであり、既に効果が認められている標準的治療法よりも優先するものではありません。

「高濃度ビタミンC点滴療法」の効果はガンの種類、進行度、年齢、体力、免疫力によって異なります。

この治療法は実験的な段階であり、ガンの縮小・消失・延命を確約することはできません。

適 応
当クリニックでは以下の場合において「高濃度ビタミンC点滴療法」の適応と考えます。
  • 標準的ガン治療の効果をより確実にする

  • 標準的ガン治療の副作用を少なくする

  • 副作用など何らかの理由で標準的ガン治療を受けることができない

  • 良好な体調を維持しながら寛解期を延長させる

  • 標準的ガン治療が無効のため、代替治療として希望する

  • 手術待機中における転移の予防などを目的(術前療法)として行う

 

抗ガン剤や放射線治療を受けている場合は、標準的ガン治療法との併用を推奨します。

副作用・注意点
ビタミンC自体の薬物的な副作用は非常に少ないが、高濃度であることによる副作用の報告があります。
  • 血管および穿刺部位の痛み

  • のどの渇き(口渇)

  • 腫瘍壊死・出血、発熱

  • 吐き気、嘔吐、頭痛

  • 低カルシウム血症

  • 打撲等既往部位の内出血

  • 低血糖

痛み、頭痛、吐き気などの症状が起きることがありますが、点滴速度を緩徐にする、穿刺部を温める、マグネシウムの静脈注射、濃度を調節するなどにより多くは解決されます。高濃度による、のどの渇きや低血糖は起きやすいので、点滴前に食事を済ましていただき、点滴中に水分や甘いものをとっていただきます。

禁 忌
場合によっては「高濃度ビタミンC点滴療法」は行えません。
  • 赤血球膜のグルコース-6-リン酸脱水素酵素(G6PD)活性が低下している場合、赤血球膜が脆弱なため、高濃度ビタミンC点滴により赤血球が壊れて重篤な貧血、腎機能障害になる危険があります。そのため、初診時にG6PD活性検査を必ず受けていただきます。

  • 心不全、著明な胸腹水などがある場合、点滴によって水分の負荷かかるため、全身状態の悪化につながるため、「高濃度ビタミンC点滴療法」は行えません。

  • 高度の腎不全・透析を受けている場合、安全に関するデータがないため「高濃度ビタミンC点滴療法」はお勧めしません。

  • メトトレキセート、ベルケイドなど、併用禁忌薬剤を使用している場合、同日の点滴はできません。ただし、点滴の日時を調節することにより「高濃度ビタミンC療法」は可能です。

高濃度ビタミンC点滴療法は自費診療となります。

初診料/カウンセリング料  ¥5,500

診察・カウンセリングでは、個人個人のお体の状態をお話しいただき、それをふまえて医師がご提案いたします。お体の症状や治療目的により診察時間は異なります。 料金は点滴療法の初回時と、その他の診察時にはお支払いいただいております。点滴療法の再診料はいただいておりません。基本的には予約制です。ご不明な点などは、その際もしくは前もってご相談いただけますのでご安心ください。

ガン治療目的初回

◎ 採血 ………………………………  ¥8,800

◎ 初回診察料 ………………………… ¥5,500

◎ G6PD活性検査 ……………………  ¥5,500

◎ ビタミンC血中濃度検査 …………  ¥5,500

◎ V C点滴(12.5)………………… ¥13,640

  合計費用………………………… ¥38,940

ガン治療目的2回目〜

基本的に点滴料金のみとなります。再診料は発生しません。 ガン細胞死滅の血中濃度に達するまで、ビタミンC血中濃度の検査が必要です。 検査が必要な時は医師より説明させていただきます。 2回目以降はビタミンCの投与量により点滴料金は決まります。

◎ 12.5〜25g(60分)…………… ¥13,640 

◎ 37.5〜50g(60分)…………… ¥22,880

◎ 62.5〜75g(90分)…………… ¥29,370

◎ 87.5〜100g(120分)…………  ¥34,760

◎ 2回目以降のカウンセリング…… ¥5,500

◎ ビタミンC血中濃度検査 ………… ¥5,500

◎ G6PD活性検査 …………………… ¥5,500

治療の流れ
1. 初回診察
2. 同意書にサイン
3. 点滴
4. 次回予約
 (電話予約も可)

各種点滴療法※、注射、カウンセリング(リーキーガットを含む)は2023年3月末で終了致します。
※ガン治療目的の高濃度ビタミンC点滴は、継続して治療致します。(4月1日から料金改定)

料金改訂

2023年4月1日からの料金

4月1日から料金改定となります。

高濃度ビタミンC (ガン治療目的のみ)

 

​ 初回料金:38,940円

(点滴、カウンセリング、血液検査、G6PD,VC血中濃度)

 

●2回目以降

  • 25g : 13,640円

  • 50g : 22,880円

  • 75g : 29,370円

  • 100g : 34,760円

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